みんなのわくわく・ワーク


SDGs4は、「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」です。その主なターゲットのひとつとしては、2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにするとしています。

また、SDGs1の「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」ですが、「貧困」は生活をしていくためのお金がないことだけではなく、教育などの基本的なことを受けられない,機会の不平等も含んでいます。

日本は、先進国グループ(G7)に入っていますが、子ども7人に1人が貧困状態に陥っている深刻な状態にあり、子どもにもたらされる様々な機会の質と量に影響を与えています。

小中学校は義務教育として無償で学ぶことができますが、給食費、学用品費、体育実技用具費、修学旅行費、クラブ活動費、オンライン学習通信費などは無償ではなく、さらに学習塾やスポーツ・文化活動などのいわゆる習い事など学校以外での教育を受ける機会に対しては、かなりのお金が必要です。これらの学校外の習い事に通えないことによって、教育機会が減少し、放課後時間に孤立するといった問題もあります。

生活保護や就学援助などの福祉制度があるとは言え、様々な社会経済的格差が良質な教育へのアクセスを困難にしている実態が顕在化してきており、教育が社会の格差を縮小させるのではなく、むしろ助長させるのであれば、多様な人材の育成や活用が十分にできず、社会的損失が増大しかねません。

教育は、子どもたちが将来を創造するために必要な基盤であり、質の高い教育によって、健康で持続可能な生活を送る能力を得ることはもとより、貧困の連鎖を断ち切り、不平等の是正やジェンダー平等の達成にも貢献し、社会の安定を導くとものと考えます。

このため、生まれ育った環境によって教育に格差をうまないための多様な支援の強化が急がれています。そこで、私たちは、学習が困難な状況にある子どもたちのための一助になればと考え、就学年齢の初期の段階から勉強は楽しいと思えるように、教科書に基づきながら家庭での学びをイメージして学習プログラムを制作しています。このプログラムを誰でも見られるようにYouTube配信するとともに、身近な地域で学習プログラムの実践的活用や様々な支援に取り組んでいきます。


みんなのわくわくワーク学習プログラム

「はじめて」:小学校1・2年生対象の国語と算数 全11回(予定)

1こくご「えんぴつのもちかた」さんすう「かずのかぞえかた」

2こくご「ひらがなのれんしゅう①」さんすう「たしざん①」

3こくご「ひらがなのれんしゅう②」さんすう「たしざん②」

4こくご「カタカナのれんしゅう①」さんすう「ひきざん①」

5こくご「カタカナのれんしゅう②」さんすう「ひきざん②」

6こくご「ぶんのつくりかた」さんすう「かずとすうじ」

7こくご「しゅごとじゅつご」さんすう「とけいのみかた」

8こくご「ようすをあらわすことば」さんすう「九九①」

9こくご「こそあどことば①」さんすう「九九②」

10こくご「こそあどことば②」さんすう「九九③」

11まとめ

楽しいクイズもあります。

オリジナル「九九かけざん」サンバを制作。歌いながら楽しく覚えられます。


「やさしい」:小学校3・4年生対象の国語と算数 全11回(予定)

 1国語「修飾語」算数「大きな数」

 2国語「国語辞典の使い方」算数「足し算の筆算」

 3国語「ローマ字①」算数「引き算の筆算」

 4国語「ローマ字②」算数「かけ算の筆算」

 5国語「ローマ字③」算数「割り算」

 6国語「慣用句」算数「割り算の筆算」

 7国語「接続語①」算数「小数①」

 8国語「接続語②」算数「小数②」

 9国語「クロスワード」算数「分数①」

 10国語「ことば探し」算数「分数②」

 11まとめ

「たのしい」:小学校5・6年生対象については、現在、制作中。

小学生の英語:こどもSDGsや英語の絵本で制作中。


オンライン授業:YouTube配信

学びの場:学童保育や公共的施設等を検討中。